カタール国営航空基本情報
概要中東カタールの航空会社です。設立時は4機のみで地域限定の運航でしたが、現在では200機以上を保有し、世界113都市に就航している成長著しい航空会社です。安全性に優れた最新鋭の機材を大量に投入しており、また、世界的に権威のある数々の賞を受賞するなどサービスの質も業界トップクラスです。
レターコードQR
設立年1993 年
本社のある国名カタール
豆知識
・制服は、カタールの国旗であるワインレッドがコーポレートカラーの制服です。イスラムの国では女性の身体の線のわかるような服装がご法度なのでゆったりしたデザインになっています。
・カタール国営航空のシンボルマークは『オリックス』です。CAの制服にも飛行機の尾翼にもオリックスがあしらわれています。
2021年にはスカイトラックス社の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」に、6度目の受賞を果たしました。
2021年時点で、スカイトラックス社による「5つ星航空会社」に認定されている11社のうちの1つです。（その他航空会社：全日本空輸、日本航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、シンガポール航空、大韓航空、アシアナ航空、キャセイ・パシフィック航空、海南航空、エバー航空、ガルーダ・インドネシア航空）
カタール国営航空のCAについて
勤務地ドーハ
日本人CAが乗務できる路線全路線113都市に乗務可能です。（2021年11月時点）
中東：ドバイ、アブダビ、ベイルート、バグダッド、クウェート、テヘラン、アンマン等
ヨーロッパ：ローマ、ミラノ、チューリッヒ、ミュンヘン、ウィーン、プラハ、パリ、ヒースロー、ブリュッセル、バルセロナ、マドリード、オスロ、ヘルシンキ、アムステルダム、コペンハーゲン、イスタンブール、アテネ、ブダペスト等
アフリカ：カサブランカ、カイロ、ラゴス、ルアンダ、ジブチ、ナイロビ、キリマンジャロ、エンテベ、ヨハネスブルグ、ケープタウン、セーシェル等
北南米：ワシントンD.C.、ニューヨーク、シカゴ、マイアミ、シアトル、ロサンゼルス、サンパウロ等
アジアおよび太平洋：成田、ソウル、杭州、香港、マニラ、セブ、ハノイ、バンコク、ホーチミンシティ、ダッカ、カトマンズ、カラチ、コロンボ、モルディブ、シンガポール、ジャカルタ、クアラルンプール、シドニー、パース、オークランド等
給料30万円程度
キャリアステップF2(エコノミー)→F1(ビジネス)→CS エコノミーチーフ→CSD(チーフ)
男性CAについて男性の日本人客室乗務員も在籍しています。
ココがおすすめ
在籍するクルーの国籍は130ヶ国以上と、非常にグローバルな環境で働くことが出来ます。日本企業のような上下関係が無く、クルーもフレンドリーな方が多いため、フランクな雰囲気の中で働けるそうです。また、国営航空なので福利厚生がとてもしっかりしています。
カタールは非課税のため、支給された給料はほとんどそのまま手取りとなります。
その他、アコモデーション(社宅)の提供、食事手当、空港と宿泊施設の無料送迎、医療費が会社負担であり、生活費がほとんどかかりません。
初年度から有給が年間30日間も支給されます。有給消化率も高く、5日以上の休暇を取り、日本に帰省したり、その他の国へ旅行したりする方も多いそうです。
採用試験について
採用試験においては、一次選考～最終選考まで、全て英語で行われ、ボリュームのある試験内容ですので、英語力、英語コミュニケーション能力をつけましょう。
話しを聞く姿勢、筆記試験の際の態度、アームリーチの時の雰囲気、グループディスカッションでの表情、相手を想う気持ち、日本人らしさも重要です。一瞬も気を抜かず、試験に臨む必要があります。
また、スキンチェックが厳しいため、日頃からお肌のお手入れをしっかりすることと、きれいな歯並び、きれいな白い歯を保つようにしましょう。小さな傷などがある方は面接の際、コンシーラーでしっかり隠しましょう。
募集要項（2022年8月実施分）
応募条件
- 年齢：21歳以上
- 学歴：高卒以上
- アームリーチ：212ｃｍ以上
- 英語力：流暢であること
雇用形態契約社員
採用試験（2022年8月実施分）
採用の流れ
- 書類選考：WEBエントリー
- 一次選考：CVドロップ、アームリーチチェック（212cm）、簡単なQ&A／対面
- 二次選考：会社説明、英語テスト／対面
- 三次選考：トピックトーク、スキンチェックアームリーチチェック／対面
- 最終選考：提出書類の確認、スキンチェック、個人面接／対面
※最終選考通過後、必要書類の提出・写真のアップロード→内定
書類選考
カタール航空リクルートページより応募
一次選考
Q&A内容
- どんな仕事をしているのか？
- なぜカタールなのか？
- Why do you want to be a cabin crew?
二次選考
英語テスト内容
Part1：Qatarのtourism sightについての長文（四択）
Part2：熊が絶滅危機になっているという内容のパラグラフ（穴埋め）
Part3：機内での会話（穴埋め）
三次選考
トピックトークのテーマ
- Where is the most coolest (or interesting) place you’ve ever been to?
- Do you think alien exist?
- What is the one thing you’ve learned from your parents?
- What personality do you think is important for doctors?
- Why are you smiling?
- 誰と自分自身を比較するか？
- 新しい法律を作ってください。
最終選考
個人面接質問内容
- アルコールサーブは出来るか？
- 環境が変わる経験をしたことがあるか？
受験生の感想
・朝の8時から夕方の4時までそれぞれ100人ずつ集められ、CVドロップとアームリーチが行われました。
・質問に答えていると途中で「もういいよ」と遮られ、次の日程が書いてあるInvitationをいただきました。
・英語テストでは、細かいグラマーの知識を問われる、少しトリッキーな問題もありました。
・スキンチェックは面接官が手を伸ばしたら届きそうなぐらいの至近距離でチェックされました。傷やほくろの申請もしました。私は首にほくろがあるのですが、その大きさをメジャーで測られました。
・英語テストの後、再度アームリーチが行われました。左右両方の手でチェックされました。
・トピックトークは50枚ほどある紙の中から1枚引き、1分程度答えました。長いと途中で止められました。
・ファイナルインタビューの前に5分ほど、書類のチェックや改めてスキンチェックがありました。
・ほくろの位置とbirth markの位置を再確認されました。前日、二次選考通過後に渡されたフォームを一緒に上から確認しました。
・質問が終わると、「カタールの制服を着ているところを想像したいから、真っすぐこっちを向いて」と言われその次に左右を向きました。センターで前髪を分けて、額に髪の毛が少し掛かっていたのですが、「一旦髪の毛を全部後ろにして顔を見せてほしい」と言われました。
・面接は人となりを見られているような質問ばかりでした。
・10分ほどの面接時間で20問ぐらい矢継ぎ早に質問されました。ほとんどがYes/Noで答えるように言われ、答えが長いと途中で切られました。
・3日後に最終面接通過のメールが届きました。ただ、これで内定ではなく、48時間以内に全身写真と書類の提出が求められました。
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※「採用試験」の内容は受験生からの報告をもとに掲載しています。記憶違いなど、事実と異なる場合があります。
※「受験生の感想」は客観的なものばかりではなく、受験生が感じたこと、思ったことが書かれています。絶対的なものではありません。
※試験内容は募集年によって変わることがあります。予め受験前にご自身でご確認ください。
