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シンガポール航空基本情報
概要シンガポール・チャンギ国際空港を拠点とするシンガポールのフラッグキャリアです。イギリス・スカイトラックス社の航空会社格付けで、最高評価の「The World's 5-Star Airlines」の評価を得ています。
レターコード
IATA:SQ
ICAO:SIA
設立年1947年
本社のある国シンガポール
主な就航地世界30カ国、60都市以上
<日本>東京(成田・羽田)、大阪(関西)、名古屋、福岡、札幌(季節運航)
<アジア>北京、香港、ソウル、バンコク、ハノイ、デリー、デンパサール、ジャカルタ、クアラルンプール、ドバイ、イスタンブール、など
<ヨーロッパ>ロンドン、パリ、アムステルダム、ストックホルム、バルセロナ、コペンハーゲン、フランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒ、ミラノ、ローマ、モスクワ、など
<北米>ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ヒューストン、ニューヨーク、など
<オセアニア・その他>シドニー、メルボルン、ブリスベン、キャンベラ、アデレード、パース、オークランド、クライストチャーチ、モルジブ、ケープタウン、ヨハネスブルグ、など
保有機材(2021年現在運行中)
エアバスA350-900 座席数 253 (長距離路線) 161 (ウルトラ・ロング・レンジ) 303 (中距離路線)
エアバスA380-800 座席数 471席
ボーイング777-300ER 座席数 264席
ボーイング787-10 座先数 337
ボーイング737-800 NG 座席数 162席
シンガポール航空のCAについて
勤務地(ベース)シンガポール
日本人CAが乗務できる路線基本的には日本線のみですが、スタンバイ時は他の路線に乗務することもあります。
その他在学中に内定を得ても、卒業まで入社を待ってくれます。大学3年生、4年生の内定者も毎回出ています。
募集要項(2022年9月発表分)
応募条件
- 年齢:18歳以上
- 身長:158㎝以上
- 学歴:短大卒以上(2023年3月卒の方も応募可)
- 英語が堪能なこと
採用の流れ(2023年月実施分)
採用の流れ
- 書類選考:WEBエントリー
- 一次選考:ビデオインタビュー(英語)
- 二次選考:書類提出、身長・アームリーチチェック、グループ面接もしくはグループディスカッション(英語)/対面
- 三次選考:個人面接(英語・日本語)/対面
- 四次選考:ケバヤチェック、身長・体重測定、スキンチェック、ウォーキングチェック/対面
- 最終選考:メディカルチェック
選考内容
WEBエントリー
一次選考
ビデオインタビュー質問内容(Hire Vue使用)
- A passenger insists on being upgraded to the business class because he is a “regular traveler with Singapore Airlines”. What would you do?
- Tell us about your proudest achievement.
- 英文朗読:初めてシドニーに行く際に、機内でガイドブックを見ていたら、CAさんが気付いてくれて話しかけてくださり、観光名所などを教えてくれた。
- (記述式)In less than 250 words, tell us why would you like to join Singapore Airlines as a cabin crew.
- We would like to see a full-length image of you. Please stand up and step back from the screen so that we have a full view of you. Give us your best smile and you are done!
二次選考
グループディスカッションのテーマ
・Money can buy happiness?
グループ面接質問内容
【グループ面接】
- CAとして必要な要素は何ですか?
- あなたがCAとして働く上で足りてないところは何ですか?
三次選考
個人面接質問内容(日本語/英語・対面)
四次選考
チェック内容
ケバヤチェック、身長・体重測定、スキンチェック、ウォーキングチェック
最終選考
メディカルチェック
アプリケーションフォーム解説
最終選考持ち物
最終選考持ち物
- Identity Card:身分証明書(免許証、マイナンバーカード、パスポート等)
- Passport:パスポート
- Marriage Certificate (if any):結婚証明書(該当者のみ)
- Deed Poll (where applicable):殆どの方は当てはまらないものです。
- Entry/Re-entry Permit (for Singapore PR only):シンガポール人・永住権保持者のみ該当するものです。
- All Educational Certificates:全ての学歴証明書(ただし、過去の試験においては最終学歴のみでOKでした。大学4年生は卒業見込み証明書、大学3年生は在学証明書でOKです。)
- Vaccination Report:ワクチン接種証明書
受験者の感想
・英文を読む際、知らない単語が多くありました。それっぽく読み、ずっと笑顔を保つことを意識しました。
・笑顔で話す練習をしていたのですが、緊張してうまく笑顔を作れていたかが心配です。また、全身を写す際に結構離れた場所からしか全身を写すことができず、カメラの設定に戸惑いました。事前に確認しておくのが良いと思いました。
・グループディスカッションでは緊張のため積極的に話せず、受け身になってしまいましたが、とにかく「笑顔」と「リアクション」を意識しました。私のグループは全員通過しました。
・賛成グループ、反対グループに分けられ4分間話し合い、どのような結論になったか全員が発表しました。
・ディスカッションではまず初めに、面接官に3名ずつ賛成派か反対派で分けられました。そして、そのトピックについて5分ほど話し合い、1名ずつ簡単な自己紹介の後に自分の意見を述べる形式でした。
・私のグループはディベートでしたが、他のグループの方は1人ずつ質問が投げかけられる形式だったそうです。
・質問の回答で合否が決まるというより、印象で決まっているのかなと思いました。
・特に内容を深掘りされたわけではなく、話している表情や姿勢等の印象を見られていたように思いました。ですが、少し自信がなさそうな話し方や、話している内容がクリアでないと、次のステップには進めていないような印象でした。
・VICの授業で練習した通りに落ち着いて話すことができました。
・質問を聞き取れなかった際、内心焦ってしまっていましたが、もう一度お願いしますと伝えると、マスクを取って話してくださり大変ありがたかったです。
・面接中、受験者はマスクを外すように指示がありました。ペアワークやディスカッションが無かったことは予想外でした。
・グループ面接で6人に対して面接官2人でした。一人一問、深掘り一回で10~15分くらいに感じました。
・私のグループでは6人中5名が通過しました。
・同じ日の午前の時間に受けていた方から、グループ面接だけだったという風に聞いていたため、そうだと思っていたのですが、私の組はグループディスカッションだけでした。元々両方行われるものだと思っており、企業・職種研究や面接の練習の方にフォーカスして対策していたので明らかにグループディスカッションの練習不足だと反省しました。
・笑顔や相槌は心がけていましたが、極度に緊張して頭が真っ白になってしまったので、思うように自分の意見を面接官の前で発表することができず、また前の方と少し似たような意見を言ってしまったため、全く興味を持たれませんでした。
・自分の経験を交えて話されていた方だけ面接官から深掘りされており、その方は通過されていたので今後の参考にしようと思いました。
・ディスカッションの時はマスクをしたままで、終わった後、自分が発表する時のみマスクを外しました。
・今まで準備してきたことを全く発揮することができなくてとても悔しかったです。ただ、初めての外資系エアラインの面接で感覚を掴むことができたので、今回の反省を次に活かして結果に繋げていきたいです。
・面接前の身長とアームリーチチェックで帰らされている人もいました。
・私のグループは優秀チームと言われ、奇跡的に全員次のステップに進みましたが、他のグループは結構落とされていたので、ちゃんと絞っているんだなと思いました。
・質問に対して簡素な答えをしていた受験者に対して、「他にはないの?」と深堀されていた印象があります。
・審査員の評価シートには、アピアランス、英会話能力、コミュニケーション能力(チームワーク)、の項目があり(もう2つほど項目がありましたが、見えませんでした)、それぞれ3か4段階ほどで評価されるようになっていました。
・険しい雰囲気ではありませんでしたが、それほど砕けすぎた雰囲気でもありませんでした。また、質問されている人以外の顔もよく見られていました。
・とにかく「笑顔」を意識しました。「あなたのビッグスマイルはとても素敵です!その明るさは絶対にエアライン業界に向いているので、これからも頑張ってね!」と言ってくださりました。退出時に、2人の面接官が「かわいかったね!」と言っている声が聞こえました。笑顔は偉大であると再認識しました。
・シンガポール航空は日系要素が強く、日本語面接がとても厳しいと聞いていたので、日本語面接が苦手な私には無理かなと構えていましたが、実際に会場に行くととても優しい日本人リクルーターの方で楽しく面接を終えることができました。
・少し言葉に詰まりとっさに出た言葉でしたが、「プリンセスのように扱ってもらえて嬉しかった」と伝えた時に2人の面接官が吹き出して笑ってくれたので良かったのかな?と思いました。
・日本語で短い面接をしたあと、日本人面接官に「熱意がある人が大好きです。一緒にサービスを高めていきましょう」とお辞儀をしていただき、とても心が温まるような面接でした。
・ホスピタリティに溢れた面接官の方々だったので、落ち着いて面接に臨むことができました。
・シンガポール人の面接官は本当にフランクで、普通に会話をして大笑いする場面もありましたが、日本人の人は結構ズバズバ聞いてくる感じでした。「つまり現職のヒルトンは踏み台ってことね」と言われた時は正直顔が引き攣っていたと思います。
・最終面接後、1分もたたずに面接官ではない履歴書をチェックしていた総務部の日本人の方から、「今回はご縁がありませんでした、お疲れ様でした」と言われ、私より先に面接を受けて結果待ちの方々より先に帰されました。履歴書に既婚者と記載していた為、今回既婚者の方は通ったのか、気になるところです。
・面接官の方とお話しする時間はとても短かったように感じました。緊張で少し顔が引きつってしまいましたが、常に笑顔でいることを心がけました。また、面接官の方と目線を合わし、そらさずに話すことを心がけました。
・全部で15分ほどであった気がします。想定外の質問をされてもとにかく笑顔で、あくまで会話を楽しもうとする心が大事と感じました。楽しかったです。
・英語力や接客業へのパッション、日本語力も見られていたように感じます。自分の想いを偽りなく自分の言葉で伝えることができました。
・ケバヤがかなりぴちぴちできつかったです。面接官にも「きつそうだね」と笑われました。ウォーキング後には、骨格の歪みなどを指摘されました。
・ケバヤチェックの際にはマスクを外すよう指示があり、肌や体型、歯も見られました。
・たくさんハンガーにかかっている中から適当に取り、着替えてリクルーターの前で3~4回往復して歩きました。同時にスキンチェック・体重・身長チェックも行われました。
・ケバヤチェックでデコルテのニキビの跡のようなものを指摘されてしまいました。「入社の意思があるならば、時間をあげるので自分の力ではなく病院で治療をして下さい」と言われました。それが綺麗になり次第、リクルーターに直接メールをして下さいとのことだったので、今は一刻も早く治療が完了できるようにするつもりです。
・サロンケバヤのチェックでは、私は特に何も言われませんでしたが、一緒に受けていた他の受験生の中には、痩せすぎて内定が保留になったり、歯が黄色い、ニキビがあるなどの理由で、ここで帰らされる人もいました。
・身長、体重を測り、制服のサイズを審査員が選んでくれるのでそれに着替え、審査員の前でウォーキングをしました。その後、腕、足のタトゥー、スカーチェック、顔を近くに来て見せるように言われ、笑顔を見せてと言われました。腕と足は上まで捲り上げるように言われました。
・2日目の最後の方の順番だったためか、審査員同士で雑談をしながら、チェック中も部屋の出入りが激しいケバヤチェックでした。かなり淡々と進められ、必要最低限の会話しかありませんでした。笑顔を常に忘れないことが本当に大事だと思います。
・身長、体重、スキン、ウォーキング、歯並び、姿勢のチェックがありました。その後、書類を提出し、いくつか記入する書類を書き終えて、メディカルチェックを11月中に受けるようにと言われました。
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