カタール国営航空現役CAとの座談会開催！

1日のトレーニングは7時間～8時間ほどです。

朝と夜のバッチに分かれます。

まず、最初にイントロダクションが3日間ありました。

1日目：書類作成や保険・銀行口座開設等の手続き

2日目：ハウジング（アコモデーションのルールや、ミニマムレストのルールや意味等の説明）

3日目：エモーショナル（感情のコントロールやストレス解消）、カルチャー（文化の違い）を学ぶ授業

特にカルチャーの授業はサービスの訓練を受けるようになってからすごく役に立っていると思います。

カタール航空の日本線には特別なサービスがあり、なぜそれがあるのかといったことも教わります。

次に、3週間でセーフティーの授業を受けます。

もしテロが起きてしまったらどうするのか、機内持ち込みの手荷物に不審物があったらどうなるのか、

また泥酔してしまったお客様をどうケアするのか、といったことも学びました。

飛行機が海に不時着してしまった時の対処法や火災の訓練は専用の施設で行いました。

この期間が一番大変で、分厚い教科書3冊分を丸暗記しなくてはいけなかったです。

その後、ファーストエイドの訓練が4日程ありました。

様々な病気の症状やその対処法を覚えたり、機内に備えてある薬の代表例を覚えたりします。

2日間のグルーミングの授業では、一人ひとりのスタンダード（髪型はこれが良い、前髪はこのくらいの長さが良い等）を教わったり、制服の着方のルールを学びます。

制服を着ている限り、カタール航空の一員である自覚が求められるのだと思います。

（本当かどうかは分かりませんが、帽子を忘れて部屋から出た人がクビになったという噂もあるので…）

これらが終わってようやく制服を支給してもらえます！

サービスの訓練がもうすぐ終わるところですが、制服を着用して受けています。

私は海外経験がなく、他の人と比べて英語が話せる方ではないと思っていました。

ただ、自分の強みはカタール航空を受ける前に国内系も受験していたことだと思っていたので、

カタールを受ける際もお辞儀をしっかりする等、国内系を受ける時と同じようにしていました。

そこが「ポライトネスがある」と評価して貰えたのかなと思いました。

面接の時間だけでは負けてしまうと思ったので、細かい所作もかなり意識しました。

私は運よく一番新しいアコモデーションに入らせて頂きました。プール・ジム付きです！

一部屋にトイレとシャワーがついていて、ベッドも大きいのがあります。

キッチンとリビングはルームメイトとシェアしています。

サッカー場がすぐ目の前で、今はワールドカップでとても盛り上がっていますよ。

お買い物ができるモールもすぐ近くにあるので便利です。

ルームメイトは日本人とインド人の3人でシェアしています。

みんな仲良くて一緒にご飯を食べたりもしますし、

トラブルがあった時も対処を手伝ってくれて、とても良い人に恵まれました。

バッチメイトは1クラス20人ぐらいで、インド、トルコ、韓国、フィリピンあたりが多いです。

私のクラスは全員クルー経験がなかったのですが、

中にはほぼ全員クルー経験があるというバッチもあるようです！